三重県鈴鹿市牧田地区文化遺産 | 夜夫多神社三重県鈴鹿市牧田地区文化遺産 | 夜夫多神社

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夜夫多神社
夜夫多神社

Yabuta Shrine
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夜夫多神社は、延喜式内社にして延喜5年(905)から延長5年(927)に作成された延喜式神名帳にすでに記載されている。延宝3年(1673)9月棟札には鈴鹿郡甲斐薮田村とあり、宝歴9年(1759)8月の上進社記に藪田神社とあり、古称名夜夫多神社、矢太村とあり、この社号は地名をもってすとあり、藤ケ森に古い宮の森あり、夜夫多神社の古跡なり、往古流水して現地に移したり、とある。
御祭神は、大己貴命(おおなむらのみこと)。

年間行事
Annual Events

祇園祭(天王さん)

7月第2日曜日に開催

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拝殿前に21灯の提灯で三角形に飾った提灯の櫓(3mくらい)を組み、19時に神事が始まる。式が終わると浴衣に提灯を持って集まった子供たちがお参りし、花火を楽しむ。始まりは、この時期は虫の害で作物がやられたり、疫病が流行るのを逃れるための御霊祭。以前は、家族の数だけ提灯に火をともして竹の枝につるし、神社境内まで列をなしていた。

秋の例祭(秋祭り)

10月第1日曜日に開催

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春と秋の例祭は、湯の華神事が行われる。湯の華神事は、竈を竹としめ縄で囲み釜で湯を沸かし宮 司の祝詞のあと、その湯を神に捧げます。次に湯の華氏(氏子)が笹を湯につけ自分を清める。その後、参拝者に向けて笹を二振りし湯露をかける。そのしぶきを被り、今年の家内安全、無病息災、五穀豊穣を願う。その後、直会でお神酒、供えた鏡餅を分けていただく。以前は、氏子が払い湯を持ち帰り、笹は家畜に食べさせ田にも挿して豊作を祈った。

新嘗祭(稲穂祭り)

11月第2日曜日に開催

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氏子は今年取れた米一升を奉納して稲の収穫に感謝し、翌年の五穀豊穣を祈願する。14時の式に参列。神前に神撰物を上げ、式終了後、直会でお神酒をいただく。

燈明上げ~元旦祭

12月31~1月2日

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12月31日に半紙に包んだ鏡餅とみかんを持って神に供え、蝋燭に火をつけ燈明を上げて一年の感謝を捧げる。また、1月1日、2日と3日間続けて燈明を上げに参拝する。以前は、小皿に油を入れ芯に火をつけて燈明を上げていた。

祈年祭(御鍬)~田打ち(馬の砂かけ)

2月第2日曜日に開催

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境内に約2トンの砂を運び入れ、そこを水田に見立てて、昔ながらの田起こしから田植えまでを再現する。祈年祭が行われる日の夜にこの行事(田打ち)を行う。御鍬目録に従い、宮番の年行事が一節ずつ唱えて一連の作業が進められる。境内に集まった子供たちが、田打の木(空木)で作ったシャモジで張りぼての馬に砂をかけ、馬が倒れるほど砂をかけると、その年は豊作と云われている。

初午祭

3月第2日曜日に開催

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3月最初の午の日に行う神事であるが、現在は第2日曜日に行われる。厄年の氏子(数え年で19才、33才の女性、25才、42才、61才の男性)が、祈祷料とは別に盆に米(1升)を敷き、その上に鏡餅(42才は4升、その他は2升)をのせ、奉納する。祈祷が終わったら祈祷神符と鏡餅の下の部分をもらい、餅を切り分けて近所や親せきに配る。

マップ
Map

〒513-0021
三重県鈴鹿市甲斐町1184

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